

ゲート残り・切れ?
・丸形状ゲート径の成形品のゲート残り・切れ対策
・ゲート残り量が安定しない、糸引き状態
・改善のためゲート径を細くしたら流れが悪くなる

扁平ピンポイントゲートブッシュ(電鋳製) 丸ゲート径と対比した扁平ゲートの選択表


ゲート切れ対策のための確認項目
01
現状または新規のゲートブッシュ形状
寸法図、2D(dxf)、3D(parasolid,step)をご用意ください。
02
使用樹脂材質/グレート(GF含有量)
(回答例)ABS+GF10,PP,PC等をお知らせください。
03
現状のゲート残り状態
(回答例)ゲート中心部山状に0.5mm~1.0mm残る・
またはゲート円周部に残るなど。
(ゲート残りの写真があればご提供ください。)
04
ゲートブッシュ外径寸法の変更可否
外径寸法の変更は可能ですか?(ゲート切れ優先)
05
ゲートプルー径の変更可否
ゲートプルー径の変更は可能ですか?(ゲート切れ優先)

左の6つの項目を
教えてください。
最適なゲート形状を
ご提案します!
品質安定・コストダウンに貢献できます!
扁平形状のゲート状により、切れや流動性が改善します。

1.
ゲート切れはよく、ゲート面積を減らさないので流動性(成形性)がほとんど変わらず、外観上(シボムラ等)も変化は少ない
2.
ニッケル合金電鋳製で内面は鏡面、内面硬度も HRC-55-60 と硬く、耐久性・耐磨性がある
3.
ガスに強く耐食性に優れている
4.
鉄系のゲートブッシュに対し熱伝導率が高く、内面が鏡面のため勾配を小さくでき、成形サイクルの短縮につながる
扁平ピンゲートで改善できます!
ニッケル電鋳扁平ゲートブッシュ
06
成型品図面(成型品の重量、概略図面)

1.製品形状などにより先端形状を選択

2.ゲート寸法の設定(ゲート切れ対策はA=0.5以下推奨)

【電鋳性ゲートブッシュ形状】

【マスター先端形状】

高精度のプラスチック金型キャビティ・ゲート・スプールをお探しなら、ニッケル電鋳製がおすすめです。
【シェル工業株式会社】が長年培ってきた電鋳技術を使った金型部品は、転写精度の高さが特長です。
電鋳(エレクトロフォーミング)金型は放電加工・切削加工・プレス加工などの金型にくらべ、面粗度が小さく、複雑な形状も美しい鏡面に仕上がります。
医療器具・化粧品・家電など高い品質が求められる分野のプラスチック金型キャビティをお探しなら、当社のニッケル電鋳をぜひ活用ください。

ナノテクの時代に今再び注目される電鋳
電鋳(電気鋳造)とはモデルの形状を精巧に反転することのできる、つまり、製品のイメージを忠実に再現できる金属加工技術です。
母型(マスター)製作
図面やモデルをもとに製品と同じ寸法の型を作る
キャビティ製作
マスターを電解液に浸し金属を電着させる
表面処理
剥離のために前もって表面に処理を施す
仕上げ
マスターから分 離し、外形に必要な加工を加え、完成させる
金属めっき技術をベースとしているため
放電加工
切削加工
プレス加工
の
キャビティに比べ、精細でなめらかな表面が得られます。
研磨の必要がないのでエッジが取れることなく、シャープなイメージに仕上がります!
【これまでの主な製作の実績】
化粧品、車関係、医療関係、家電関係

加工の自由度が高いので製品デザインの幅が広がる
